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2013年10月27日

日本歯科医科連携医療研究会第5回セミナー開催

耳鼻咽喉科医が語る上顎インプラント治療に必要不可欠な情報

 さる10月27日(日)、慶應義塾大学医学部信濃町キャンパス(東京都)において、日本歯科医科連携医療研究会(JSDMC:國弘幸伸医療担当理事長、谷 信洋総務担当理事長)による第5回セミナー「上顎インプラント治療のステップアップを目指して」が開催された。

 本セミナーでは、國弘幸伸理事長(慶應義塾大医学部耳鼻咽喉科准教授)と荒木康智氏(医師・けいゆう病院耳鼻咽喉科)が講師として登壇し、上顎洞底挙上術などを併用して上顎にインプラント治療を行う際に必要とされる、耳鼻咽喉科領域の解剖学的知識、外来処置や手術について解説した。また、上顎のインプラント治療の合併症に対する治療についても説明した。

 鼻副鼻腔および翼口蓋窩の解剖と生理、耳鼻咽喉科領域で行われるEndoscopic Sinus Surgery(鼻内副鼻腔手術)についてはとくに詳しい説明がなされたが、これらの解説にあたってはご遺体を用いて撮影された一部は立体映像を含む貴重な映像(慶應義塾大医学部クリニカルアナトミーラボによる全面協力のもと撮影)も紹介された。さらに、参加者が持参したパソコンにDICOMviewerソフトを起動し副鼻腔のCT画像の読影法を学ぶハンズオンや副鼻腔炎治療薬の解説なども行われた。

 本セミナーに向けて準備された貴重な資料の数々、耳鼻咽喉科医によるセミナーならではの解説項目は、他に類を見ない画期的なプログラムとして聴講者の大きな関心を引き、多種多様で活発な質疑応答もなされた。本研究会の今後のさらなる活動に期待したい。