2014年7月6日掲載

<font color="green"><B>第1回PDS研究会ケースプレゼンテーション開催</B></font>

<font color="green"><B>第1回PDS研究会ケースプレゼンテーション開催</B></font>
 さる7月6日(日)、東京医科歯科大学にて「第1回PDS研究会ケースプレゼンテーション」(PDS研究会主催、長谷川 勝会長)が開催され、約300名を集め盛況となった。  本研究会は、「チーム医療」と「歯科医院のDr・スタッフ全員参加」を旗印に設立から26年を迎えたスタディーグループ。11歯科医院で構成され、ケースプレゼンテーションや特別講演会などを年6回の定例会と年1回の合宿で行っている。今回は会員だけでなく、公開ケースプレゼンテーションとして初の試みとなった。発表では、本会の特徴や長期経過をつながる本会ならではの秘訣、歯科衛生士が育つ取り組みなどが紹介された他、長期症例が提示された。20年を超えるキャリアをもつ歯科衛生士らによる症例発表は、以下のテーマで行われた。 ・「チーム医療を目指して」(中別府洋子氏、浅賀歯科医院・歯科衛生士) ・「患者さんの心と体と生活に寄り添って―26年を振り返る―」(塚越芳子氏、わたなべ歯科医院/ナグモ歯科クワバラリニック・歯科衛生士) ・「審美的歯科治療を考える―歯科医師と歯科衛生士のチームワーク―」(中村映子氏、ナグモ歯科クワバラリニック・歯科衛生士) ・「患者さんと長くかわる診療を目指して―続けることの大切さ:25年の長期症例から学んだこと―」(飯田しのぶ氏、景山歯科医院・歯科衛生士) ・「歯科の本質を捉えた歯周病患者へのチームアプローチ―初診からSPT・メインテナンスまでの治療の流れと考え方について─」(斉藤恵子氏、サイトウ歯科医院・歯科衛生士)  いずれの発表からも、鋭い観察眼で生活や口腔内の微妙な変化をとらえ、患者に寄り添う姿がみられた。

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