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2008年1月20日

第17回ライオンNEW YEARセミナー

「あなたとクライアントのための「健口美」―魅力ある歯科衛生士をめざして―」盛大に開催

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 さる1月20日(日)、津田ホール(東京都)にて、第17回ライオンNEW YEARセミナー「あなたとクライアントのための「健口美」―魅力ある歯科衛生士をめざして―」(財団法人ライオン歯科衛生研究所主催、日本歯科医師会および日本歯科衛生士会後援)が、約450名の歯科関係者らを集め盛大に開催された。
 本セミナーは例年開催され、さまざまなテーマで構成されている。今年は、ライオン歯科衛生研究所の調査により、国民がOral Health(口腔の健康)、Oral Beauty(口腔の美しさ)、Oral Communication(コミュニケーション)において高い関心を持っていることがわかったことから、これらの3要素を取り入れた講演を行った。
 まず午前の部では、「免疫力アップで健口美をつくる」と題して、免疫学者として著名な安保 徹氏(新潟大学大学院医歯学総合研究科免疫学・医動物学分野教授)を講師に迎え基調講演を行った。氏は多くの病気が免疫とかかわっており、歯周病やう蝕などの歯科疾患も例外ではないことから、生活や食事等の乱れの改善も歯科衛生士の重要な役割であるとした。
 午後の部では、前述の3つの要素を明確に分け、それぞれのテーマに即し、以下の講演で構成された。
●Oral Beauty:「自然で美しい歯と笑顔」(宮崎真至氏/日大歯学部保存学教室修復学講座教授)
●Oral Health:「食べて健康―歯科医院における食生活指導―」(幕内秀夫氏/フーズ&ヘルス研究所代表、管理栄養士)
●Oral Communication:人との距離を縮める健口美―息さわやかでコミュニケーションアップ―」(品田佳世子氏/医歯大歯学部附属病院 息さわやか外来外来医長)
 いずれの講演も終始笑いが絶えず、参加者の関心の高さがうかがわれた。