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2015年11月29日

「東日本大震災復興支援チャリティ講演会 若手代表選考会&講演会・東京支部」開催

中村悠介氏が東京支部の代表に選ばれる

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 さる11月29日(日)、株式会社ジーシー(東京都)において、「東日本大震災復興支援チャリティ講演会 若手代表選考会&講演会・東京支部」(若手代表選考係 小田中康裕氏)が行われた。本会は来年4月16日(土)、17日(日)に宮城県仙台市で行われる、2011年に発生した東日本大震災に対するチャリティ講演会(大会会長 志田和浩氏)において各地区(九州・大阪・名古屋・東京・東北の全国5ブロック)から若手演者を選出することになったことにともない、東京代表を決めるために行われたもの。まず、基調講演としては、高橋 健氏(Dental Laboratory Smile Exchange)が症例発表の意義を、そして小田中氏(oral design 彩雲)がプレゼンテーションの作り方を解説し、その後、エントリーした14名の演者が、20分という持ち時間の中でそれぞれの個性を十二分に発揮して講演を行った。以下に演題・演者を示す。

基調講演
・「症例発表のすすめ―症例発表会の意義―」(高橋氏)
・「講演の仕方、考え方」(小田中氏)
選考会
・「軟組織の維持安定を目的としたポンティックの形状について」(青木英太郎氏、Ha Art)
・「スクリューリテイン型インプラント上部構造の考察~歯冠と歯槽骨の埋入角度による分類~」(荒井厚寛氏、ハイエストDENTAL CERAMIC)
・「匠×Machine」(伊藤竜馬氏、リープ・セラミック・アーツ)
・「ハーフポンティックの可能性」(大高隆輔氏、Beat ceramic)
・「患者の求める審美とは」(小澤達也氏、原宿デンタルオフィス)
・「私が矯正用セットアップモデルの製作時に注意していること」(鬼塚浩靖氏、curio Dental Laboratory)
・「わたしが目指し突き進んでいる仕事への信念」(小野塚孝之氏、バンブーデンタルアート)
・「デジタルラボラトリーの未来展望」(小屋順平氏、デジタルクラウン)
・「審美修復治療における重要3ライン」(清水健一郎氏、PUTFEEL)
・「Light & Shade~支台歯色を考慮したIPS e.max Press Systemと選択基準~」(鈴木 淳氏、友和デンタルスタジオ)
・「全顎インプラント症例から考える歯科技工士の役割」(田岡政哉氏、Abilita)
・「咬合崩壊患者に全顎的治療を行った1症例」(中村悠介氏、中野デンタルクリニック)
・「画像合成試適を用いて製作した前歯部ジルコニア症例」(埴原 悟氏、KU歯科クリニック)
・「包括的治療の各段階における歯科技工士の役割を考慮した1症例」(間中道郎氏、DentCraftStudio M’sArt)

 選考会では「タイトルと発表内容の一致」「発表症例のテーマ、その意味合い」「プレゼンテーション内容」「製作技術」など8つの項目で選考委員が評価し、中村氏が東京代表として選出された。なお、来年1月31日(日)には東北支部において、同様の若手代表選考会が行われる予定になっている。