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2017年3月7日

第16回日本再生医療学会総会開催

「再生医療ルネサンス」をテーマに

 さる3月7日(火)から9日(木)の3日間、仙台国際センター(宮城県)において、第16回日本再生医療学会総会(出澤真理会長、澤 芳樹理事長)が「再生医療ルネサンス」をテーマに開催され、医療関係者ら3,501名が参加し盛会となった。

 本総会は3日間にわたり、特別演題、学会賞受賞者講演、奨励賞受賞者講演、各種シンポジウム、一般演題など多数のプログラムが組まれた。なかでも2日目のシンポジウム「歯周組織・顎骨の再生治療の最先端研究と今後の課題」では、本田雅規氏(愛院大教授)、飛田護邦氏(順天堂大)の座長のもと、申 基●(てつ)氏(明海大教授)、山田陽一氏(愛知医科大准教授)、岩田隆紀氏(東京女子医科大准教授)、奥田一博氏(新潟大准教授)、飛田氏がそれぞれ講演し、多血小板血漿(Platelet Rich Plasma:PRP)を用いた臨床例のほか、歯髄・骨髄幹細胞、培養骨膜シート、歯根膜シートなどの臨床研究などを紹介。平成26年11月25日に施行された「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」のもとでどのように臨床研究を進めていくか、現状と課題について議論が交わされた。

 また、3日目のシンポジウム「FGF-2の基礎から臨床まで」では、金指幹元氏(神歯大講師)、松野智宣氏(日歯大准教授)の座長のもと、松野氏、村上伸也氏(阪大教授)らが講演。講演後のディスカッションでは、昨年12月に日本発・世界初の歯周組織再生剤として販売されたリグロス®について会場からの多くの質問が寄せられるなど、関心の高さがうかがえた。

 なお、きたる5月14日(日)、東京大学伊藤国際学術研究センターを会場に、本学会主催による特別シンポジウム「開業医が進める再生医療―歯科再生医療を中心に」が、上田 実氏(名大名誉教授)、大島勇人氏(新潟大教授)の座長のもと、吉江弘正氏(新潟大教授)、春日井昇平氏(医歯大教授)らを演者に迎え開催される。詳細は「ザ・クインテッセンス」4月号(4月10日発売)の「Guest Editorial」を参照されたい。

[●は吉ふたつ]