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2007年11月10日

日本歯科保存学会秋季学術大会開催

Tooth Wearが注目される

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 さる11月8日(木)、9日(金)の2日間、岡山コンベンションセンター(岡山県)にて日本歯科保存学会秋季学術大会(大会長:吉山昌宏氏・岡山大大学院教授、理事長:須田英明氏・医歯大大学院教授)が開催された。修復材料・器械・生体機構などに関する基礎研究の成果が多数発表された。
 9日(金)のランチョン・シンポジウム「第3の歯科疾患「Tooth Wear」を考える」では吉山氏を座長に、宮崎真至氏(日大教授)、桃井保子(鶴見大教授)がTooth Wear(歯質喪失症)の原因・症状・対処法について概論を述べた。8020運動が達成されて残存歯が増えるにつれ顕在化するのが確実な問題なだけに、今後のTooth Wear患者の増加の対策を歯科医師らが知識として備えておく必要性を強く感じられた。
 また、ポスター発表では、接着性シーラーや象牙質コーティング材の性能を比較・調査した研究など、新材料に関するものが注目を集めていた。