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2019年2月16日

KUWATA COLLEGE 47 YEARS ALUMNI FAREWELL PARTY開催

全国、および世界から230名あまりが参集し盛会に

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 さる2月16日(土)、帝国ホテル(東京都)において、KUWATA COLLEGE 47 YEARS ALUMNI FAREWELL PARTY(KUWATA COLLEGE卒業生有志主催)が開催され、全国、および世界各国から230名あまりが参集した。歯科技工士である桑田正博氏が1972年に開講し、延べ131期、3,000名あまりを輩出してきた伝統あるポストグラデュエートコースであるクワタカレッジは、既報のとおりさる2018年11月をもって閉講となったが、本パーティーはそれを受けてOBや関係者らが桑田氏に対して改めて感謝の気持ちを伝えようと開催されたもの。

 遠山敏成氏(東京都開業)と小池朱美氏(東京都・ノブデンタルオフィス)が司会を務めた会場ではまず、本パーティーの事務局代表を務めた園田晋平氏(熊本県開業)が登壇。10年前にクワタカレッジの門を叩き、3年前からはコースのアシスタントを務めてきた立場から、クワタカレッジの思い出を語った。また、永年にわたってクワタカレッジでのアシスタントを務めながらも、2017年、2018年にあいついで逝去された歯科技工士の菊池公志氏と田村 忠氏に対して黙祷が捧げられた。

 その後の来賓祝辞では末瀬一彦氏(大歯大)、眞坂信夫氏(東京都開業)がそれぞれ登壇し、上田秀朗氏(福岡県開業)によって乾杯の音頭がとられた。

 さらに会場では、Ronald E. Goldstein氏やJohn Kois氏(いずれも米国開業)、またAki Yoshida氏(歯科技工士・Gnathos Dental Studio)らによる海外からのビデオレターや祝電披露、そして卒業生スピーチとして熊谷直大氏(東京都開業)、武居 純氏(神奈川県開業)、三村彰吾氏(熊本県開業)、土屋 覚氏(歯科技工士、DENT CRAFT STUDIO)らが登壇し、クワタカレッジにまつわる思い出について存分に語っていた。

 そしていよいよ桑田氏が登壇し、これまでを回顧すると会場の盛り上がりはピークに達し、花束の贈呈、スタディグループK.I.M(Kuwata Institute Millennium)会長の吉永 修氏(熊本県開業)による万歳三唱では会場が一体となっていた。その後、北原信也氏(東京都開業)による閉会の挨拶がなされ、2時間半にわたるパーティーは閉幕となった。

 クワタカレッジはひとまず大きな節目を迎えたが、登壇したそれぞれのゲスト、また桑田氏本人からも今後への意気込みがうかがえ、とくに数年先までアポイントが入っているという海外での講演についてもますます期待される。桑田氏の、今後の教育活動から目が離せない。