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2019年5月23日

日歯、定例記者会見を開催

堀会長、糖尿病性腎症重症化予防プログラムの改定にコメント

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 さる5月23日(木)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、堀 憲郎会長)による定例記者会見が開催された。

 冒頭の挨拶で堀会長は、3年ぶりに改定された「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」について言及。2016年3月に日本医師会、日本糖尿病対策推進会議、厚生労働省と「糖尿病性腎症重症化予防に係る連携協定」を締結しており、日本糖尿病対策推進会議の副会長を務める堀会長は「歯科のかかわりの必要性、医科歯科連携の重要性などが今回の改定でより明確化されたと認識している」と述べた。今回の改定では、糖尿病患者の歯科医院の受診勧奨に加え、オーラルフレイル対策や日歯が主張する口腔健康管理の仕分けについても説明されている内容になっていることにも一定の評価を示した。「今回の記載された内容をふまえ、歯科としてさらなる貢献をしたい」とし、今後の全身疾患と口腔の関係についてさらなる知見の蓄積に期待を寄せた。

 また、次期執行部で具体的に議論を深めていく予定である有識者会議「歯科ビジョン検討会(仮称)」の委員(5月23日時点)が発表された。有識者には浅井慎平氏(写真家)、大塚清一郎氏(元駐スウェーデン特命全権大使)、唐澤 剛氏(元厚生労働省保険局長)などが名を連ねている。