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2019年6月2日

デンツプライシロナ社、第3回AIRオーナーズミーティングを開催

「一歩先を見据えた新たなCT診断の創造―気道解析ソフト“SICATエアー”の活用で歯科治療は新たなステージへ」をテーマに

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 さる6月2日(日)、御茶ノ水トライエッジカンファレンス(東京都)において、第3回AIRオーナーズミーティング(デンツプライシロナ株式会社主催、北本優子代表取締役社長)が「一歩先を見据えた新たなCT診断の創造―気道解析ソフト“SICATエアー”の活用で歯科治療は新たなステージへ」をテーマに開催された。

 当日はまず、デンツプライシロナ社、SICAT社からそれぞれ挨拶が行われた後、石川 健氏(千葉県開業)による講演「CTとそのソフトウェアを実臨床に生かす~導入から1年間で感じるその価値~」が行われた。今後の医科歯科連携のためには、規格性のある検査データを土台に、クリニカルパスに沿った医療を行うことが大切と述べるとともに、SICATエアーの有用性についても解説した。

 つづいて、夫馬吉啓氏(愛知県開業)による講演「睡眠医療における歯科の役割」が行われた。睡眠時無呼吸症候群(以下、OSA)が及ぼすさまざまな悪影響を挙げながら、歯科医師がどのように睡眠医療に携われるか、医科との連携のポイントなどについて実際の症例とともに解説した。

 最後に、杉山 剛氏(一宮西病院小児科部長、医師)による講演「医科歯科連携による小児呼吸器診療の新時代」が行われた。小児OSA治療においては包括的なアプローチが重要としたうえで、“上気道”を共通言語とした歯科と小児呼吸器科の新しい連携の必要性について解説。「小児OSA治療のラストピースを握るは歯科医師だ」と、会場の歯科医師に対して熱いエールを送った。

 講演後には、SICATエアーの使い方のデモンストレーション、演者らによるディスカッションが行われ、会場の参加者も交えた活発な意見交換が行われた。