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2020年11月1日

中田光太郎氏、対面&オンラインハイブリッドセミナーを開催

“切る 縫う 結ぶ”~歯周外科の基本&マイクロ経営よもやま話~

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 さる11月1日(日)、株式会社ゼロメディカル(東京都)において、「“切る 縫う 結ぶ”~歯周外科の基本&マイクロ経営よもやま話~」(Enhancement of New dentistry、以下、EN主催)が、対面およびオンラインのハイブリッドセミナーとして開催された。本セミナーでは新型コロナウイルス感染症対策として、受付時のアルコール消毒、会場内でのマスク着用、継続的な換気などが徹底され、参加者の安全が確保されていた。

 まず、EN主宰の中田光太郎氏(京都府開業)が「マイクロスコープを用いた歯科医院経営」について講演した。氏は、「純粋な経営学も大切だが、歯科医師の売り物は“技術”であり、『高度な、最新の、予知性の高い、専門性の高い、科学的根拠に基づいた、患者様に優しい』など多くの“技術”が存在するなか、私は専門性の高いマイクロスコープを用いた“技術”を駆使して歯科医院を経営している」と説明。また、ホームページの運営次第で患者さんの来院数が劇的に変わるとし、時代の流れや社会情勢を読み、患者さんのニーズに合わせて迅速に対応していくことの重要性も述べた。

 次に、安斉昌照氏(神奈川県開業)が「切開・縫合の実際」について『切る 縫う 結ぶ ビジュアルで学ぶ歯周外科手術の原点』(中田光太郎著、クインテッセンス出版)の中から“断続縫合(結節縫合)”にフォーカスを当て、歯肉弁を“点”で引くのか、“線”で引くのかに分け、さらにそれを(1)つなぐ系、(2)下に押さえる系、(3)引っ張り押さえる系に分類し、初心者でもより理解しやすいように解説した。最後にそれらの内容を中田氏がマイクロスコープを用いて実演し、受講した先生方の理解を深めて終了となった。

 なお、本セミナーは多くの要望を受け、きたる2021年1月23日(土)に2回目が開催される予定である。