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2021年6月2日

白水貿易株式会社、Webセミナーを開催

柴原清隆氏が「マイクロスコープを用いた歯科診療を経営にノせるコツ」をテーマに

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 さる6月2日(水)、Web配信にて、「マイクロスコープを用いた歯科診療を経営にノせるコツ」(白水貿易株式会社主催、中山茂男代表取締役社長)が柴原清隆氏(福岡県開業)を講師に開催され、約100名が視聴した。

 柴原氏は冒頭、「昨今、“自費率アップ”を掲げたセミナーが席巻しているが、景気に左右されにくい保険診療をベースとした医院経営が重要である」としたうえで、氏が以前より推進する「保険で顕微鏡(マイクロスコープ)を使って診療する」(=保顕診療)について、そのためのポイントを紹介。また、国民皆保険制度の意義や日本の医療制度の概要についても解説した。

 マイクロスコープを用いた診療で、治療時間の凝縮化・短縮化に努めることが大切であるとし、実際に時短を加速するための3要素として、「単一化」「単純化」「単包化」(3つの単)を挙げた。さらに、歯科衛生士がマイクロスコープを用いるメリットについても言及。拡大視野下による口腔内のチェックにより、以前に比べて破折線を発見してくれる割合が増えたなどの例を挙げた。

 最後に、効果的に時短を実現するツール類として、氏が臨床で愛用している製品を紹介。まとめとして、「保険診療」「時短」「3つの単」がキーワードであり、顕微鏡診療が当たり前の光景になる日がきてほしいと結んだ。