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2021年7月31日

日本法歯科医学会、第15回学術大会を開催

「法歯学の新しい展開」をメインテーマに

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 さる7月31日(土)、京都府立医科大学 広小路キャンパス(京都府)において、日本法歯科医学会第15回学術大会(池谷 博大会長、岡本 肇実行委員長、山田良広理事長)が「法歯学の新しい展開」をメインテーマに、会場参集約100名、オンライン参加約100名の計200名で開催された。本大会は、政府、自治体、関係諸機関などの情報収集に努め、新型コロナウイルス感染拡大防止に細心の注意が払われながら開催された。

 本学会は、「社会の安全・安心」をスローガンとし、「歯科医と法律」「歯科医療安全」「警察歯科活動」を正しく進めるために、学術的な啓発、学会組織の充実を図るべく、1年に1回学術大会を開催し、会員による口演発表を行っている。

 本年は、特別講演において法歯学における個人識別に必要となる最先端審美歯科の知識として「現代の審美歯科の到達点~創造した自然観」の演題で中田光太郎氏(京都府開業)が、教育講演において最先端の感染症対策の知識と研究として「Cnm 遺伝子陽性ミュータンス菌と脳血管疾患の関係」の演題で金村成智氏(京都府立医科大大学院医学研究科歯科口腔科学病院教授)が、「口腔内病原ウイルスの検出とその制御」の演題で中屋隆明氏(同大大学院医学研究科感染病態学教授)がそれぞれ講演を行った。

 なお、きたる2022年は神奈川歯科大学災害医療・社会歯科学講座が主幹(山田良広大会長)として開催される予定である。