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2022年1月20日

日歯、定例会見をWeb配信にて開催

TOOTH FAIRYプロジェクト、累計協力金額が20億円を突破

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 さる1月20日(木)、日本歯科医師会(以下、日歯、堀 憲郎会長)による2022年最初の定例記者会見がWeb配信にて開催された。

 堀会長は新年の挨拶の中で、日歯として「昨年に引き続き、日歯会員の先生方や国民の皆様に少しでも明るい元気の出る話題を提供したい」との抱負を述べた。また、スタッフが濃厚接触者となった際、職場復帰の対応について問い合わせが多数寄せられている点にふれ、確認を取りながら情報発信していく姿勢を示した。

 次に、12日に岸田文雄首相と新年の挨拶を兼ねた意見交換が行われたことを報告。令和4年度における診療報酬改定内容の評価についてや、歯科医師によるワクチン接種の状況、歯科健診の充実について日歯として重点的に取り組む所存であることなどが話題に挙がった。

 続いて、TOOTH FAIRYプロジェクト(歯科撤去金属を収集、リサイクルすることで得た収益で難病・重い障害をもつ子どもたちや発展途上国の子どもたちを支援するプロジェクト)についてふれ、累計協力金額が20億円(参加歯科医院累計:6,888医院)を超えたことを資料を基に報告。「一人でも多くの先生方からご理解いただいてプロジェクトを推進していきたい」との意気込みが述べられた。なお、同プロジェクトの紹介動画が制作されYouTubeにて公開されている。

 引き続き、柳川忠廣副会長より歯科医師によるワクチン接種について1、2回目の接種が全国でほぼ順調に終わっており集団接種会場が減っていることが報告された。今後も感染対策の継続はもちろんのこと、3回目のワクチン接種が行われることや、安全な治療薬の定着が新型コロナウイルスの収束条件となると主張。最後に、3回目のワクチン接種は市区町村が実施の主体となることから、群市区の歯科医師会が実施する市区町村と連携しながら進めていくことが付け加えられた。