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2022年5月19日

組織代表候補者・山田 宏氏の決起集会が開催される

参院選まで1か月、歯科界として9年ぶりの組織代表選挙

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 さる5月19日(木)、ホテルメトロポリタンエドモント(東京都)において、7月10日投開票(予定)される参議院議員比例代表選挙の歯科界組織代表・山田 宏氏(参議院議員)の決起集会(高橋英登後援会会長)が開催され、多数の歯科医療関係者が参集した。

 開会後、後援会会長を務める高橋英登氏(日本歯科医師連盟会長)は主催者挨拶の中で、「じつに9年ぶりの組織代表選挙である。国民のための歯科医療を実現するために先生方のお力添えをいただきたい」と述べ、山田氏の得票が歯科界の組織票となることからさらなる団結を訴えた。

 引き続き、来賓挨拶として登壇した自民党政調会長の高市早苗氏(衆議院議員)は、山田氏のこれまで取り組んできた健康政策における歯科医療に関する実績を紹介。なかでも同日に開催された政調審議会で承認された「国民皆歯科健診実現」の提言について言及し、今後の公約や骨太方針などに反映されることへの期待を寄せるとともに、会場の参加者に対して「山田先生が大きな支援を得て国政の場で活躍できる環境をつくってほしい」と激励した。

 また、歯科医師である関口昌一氏(参議院議員会長)をはじめ、尾辻秀久氏(両院議員総会長)、国民皆歯科健診実現プロジェクトチームの座長である古屋圭司氏(衆議院議員)が激励メッセージを続々と寄せ、会場をわかせた。

 その後、山田氏による決意表明では、「歯科の明日を明るくすることをつうじて、日本の未来の扉を開いていきたい」と語気を強めた。また、国民皆歯科健診の実現や、医科歯科の初再診料格差の解消、歯科衛生士と歯科技工士の確保など、「国会議員と一緒に汗を流すチャンスを与えてほしい」と述べ、さらなる支援を訴えた。

 最後に、歯科医師である比嘉奈津美氏(衆議院議員)による力強い頑張ろうコールで閉会となった。

 歯科医師ではない山田氏を組織代表として初めて擁立し選挙に臨む日本歯科医師連盟。参院選の公示(6月22日予定)まで約1か月となるなか、歯科界は団結力を示せるのか、注目が集まる。