さる6月25日（土）、26日（日）の両日、新梅田研修センター（大阪府）とWeb配信において、2022月臨会総会（松下孝直会長）が、全国14スタディグループを中心に約180名（会場150名、オンライン30名）の参加者を集め、開催された。

　演者は、菅　良宜氏（月臨会、大阪府開業）、大成洋平氏（アイプロ、岡山県開業）、浜田英輝氏（京橋症例検討会、滋賀県開業）、川上和久氏（FCDC、大分県開業）、藤波　淳氏（中洲土三会、神奈川県開業）、安斉昌照氏（EN、神奈川県開業）保坂太紀氏（MIMCD、愛知県勤務）、壺内建行氏（矯和会、大阪府開業）、林　大智氏（モリタ塾、大阪府開業）、奥田裕太氏（JSCO、大阪府開業）、本多弘明氏（FTA、大阪府開業）、藤岡直也氏（即時荷重研究会、岡山県開業）、飯田真也氏（YOSG、愛知県勤務）、山口佑亮氏（NGSC、岐阜県開業）の14名であった。

　すべての講演内容は、テーマの革新性、症例写真のクオリティー、治療結果と考察内容の整合性、技術の独創性、科学的な信憑性などに基づいてコメンテーターの内藤正裕氏、長谷川嘉昭氏（ともに東京都開業）を中心に公正に評価され、「歯間乳頭再建における術式の考察」と題して講演したEN（Enhancement of New dentistry：中田光太郎氏主宰）の安斉氏がアワードを受賞した。

　なお本会の会長は12年務めた松下孝直氏から山本晋平氏（和歌山県開業）に引き継がれ、来年以降も若手歯科医師の育成をモットーに、精力的に活動を続けていく予定である。