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2009年5月16日

第7回デンタルヘルス・シリーズシンポジウム開催

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 さる5月16日(土)、東商ホール(東京都)において、第7回「デンタルヘルス・シリーズ」シンポジウム(読売新聞社、日本歯科医師会主催)が、「いきいき人生はお口の健康から~口腔保健とQOL(生活の質)~」のテーマのもと、約500名の参加者を集め開催された。

 本年で7回目を迎える本シンポジウムは、第1部の基調講演として米満正美氏(岩手医科大教授)による「口腔保健とQOL(生活の質)―豊かな生活を送るために―」、プレゼンテーションとして高木裕三氏(医歯大大学院教授)による「小児の口腔保健とQOL」と佐々木勝忠氏(岩手県奥州市国民健康保険衣川歯科診療所所長)による「高齢者の口腔保健とQOL」が行われ、参加者は熱心に耳を傾けていた。その後、石井実和子氏(東京都歯付属歯科衛生士専門学校教務主任)と東京都歯科医師会付属歯科衛生士専門学校の学生によるブラッシング実演講座が行われた。第2部では松本伊代氏(タレント)が参加したパネルディスカッションが行われ、参加者からは口腔保健に関する質問が多数出されるなど、活発な質疑応答が行われた。

 本シンポジウムでは、生涯の基礎をつくる小児期の歯科疾患の予防が、生涯にわたる歯科疾患の予防につながることや、超高齢社会の日本において終末期の口腔ケアが今後の重要課題であると、あらためて認識させられた。