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2009年6月27日

日本臨床歯周病学会 第27回年次大会が盛大に開催

「国民のQOLを高めるために『歯周治療とインプラントの現在・未来』」をテーマに

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 さる6月27日(土)、28日(日)の2日間、アクロス福岡(福岡県)において、日本臨床歯周病学会第27回年次大会(谷口威夫理事長、鎮守信弘大会長)が「国民のQOLを高めるために『歯周治療とインプラントの現在・未来』」をテーマに開催され、全国から歯科医師・歯科衛生士ら約1200名が参集した。

 2日間にわたり、特別講演、シンポジウム、ケースプレゼンテーション、歯科衛生士セッション、ポスター展示、市民フォーラムが行われた。

 1日目の午前は、日本臨床歯周病学会の各支部代表の歯科医師9名によるケースプレゼンテーションが行われ、再生療法や矯正治療、インプラント治療を併用した症例から、長期メインテナンス症例の報告まで幅広い演題がつづいた。

 午後のシンポジウム「重度歯周疾患への対応」では、西堀雅一氏(東京都開業)による「歯周補綴の変遷と現状」、浦野智氏(大阪府開業)による「重度歯周病患者に対する治療の考え方」、大村祐進氏(山口県開業)による「重度歯周疾患への包括的対応」の講演がそれぞれ行われた。

 2日目は、AAP(米国歯周病学会)会長のDr. David L. Cochran(テキサス大教授)による特別講演「The Evolution of Implant Therapy」が2部構成により行われ、講演後には会場から多くの質問が寄せられるなど、盛況のうちに大会は幕を閉じた。