トピックス 2009年7月20日掲載 最新のペリオ・インプラントの演題がつづく <font color='green'><b>5-D Japan北海道講演会開催</b></font> 後で読む さる7月20日(月)、札幌プリンスホテル(北海道)において、5-D Japan北海道講演会が開催され、約100名が参集した。 まず午前は、北島 一氏(静岡県開業)が「包括的治療に必要なPeriodontal Tissue Management Strategy」と題して講演し、歯周治療の際にはBiologic Width(生物学的幅径)に基づいた歯肉と歯槽骨の関係"Balanced Osseo-Gingival Relationship(BOGR)"を考慮することが重要であるとした。 つづく、船登彰芳氏(石川県開業)による講演「4Dコンセプトに基づいた審美インプラント治療」では、氏と石川知弘氏(静岡県開業)が刊行した著書『4-Dコンセプトインプラントセラピー』(小社刊)の内容を中心に、処置のタイミングの重要性について最近の知見も交えて講演した。 午後は、石川氏による「インプラント歯周組織の審美的再建」が行われた。多数歯欠損に対する歯周組織再建の考え方と手法について解説するとともに、インプラント埋入時の解剖学的な注意点などを示した。 最後に、小川隆広氏(UCLA歯学部准教授)による講演「来るべきインプラント革命」が行われ、インプラントのチタンのエイジング問題、さらにその解決策としての紫外線活用などまさに演題どおりの内容となった。講演後には活発な質疑応答が行われ、盛会裏に幕を閉じた。