2009年10月18日掲載

関西に新たなスタディグループ発足

<font color='green'><b>K.I.S.S. Boot up Meeting開催</b></font>

<font color='green'><b>K.I.S.S. Boot up Meeting開催</b></font>
 さる10月18日(日)、大阪大学中ノ島センター(大阪府)において、「Kansai Implant Study Society(寺本昌司代表)Boot up Meeting―グループ設立記念講演会―」が約180名の参加者を集め、盛大に開催された。本グループは、インプラント治療を主軸として歯内・歯周・補綴・矯正などの幅広い分野を習熟し、総合力のある歯科医師を育成していくことを目的としている。  午前は、グループ発足の趣旨を説明するための寺本昌司氏(大阪府開業)による「インプラント治療の変遷」、長澤成明氏(京都府開業)による「インプラントに対する生体反応」、山羽 徹氏(大阪府開業)による「GPが目指すインプラント治療」の講演がそれぞれ行われた。  午後は、特別講演として小宮山彌太郎氏(東京都開業)が「インプラントの原点を再考する」と題し、どのようにしてインプラントが開発され、材質・形状・連結機構が決まっていったのか、またそれらを理解した正しいインプラントの臨床応用について解説した。  本グループは、近年発足したグループの中では数少ないインプラント創成期を熟知しているメンバーが運営している。正しいインプラント治療を継承していくには重要な役割を担っているものと思われる。今後の活動に期待したい。

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