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2010年5月28日

日歯連盟、定例会見を開催

参議院比例選、厳しいとの認識を示す

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 さる5月28日(金)、歯科医師会館において、日本歯科医師連盟(堤 直文会長)による定例記者会見が開催された。

 冒頭の挨拶のなかで堤会長は、同日開催された理事会での協議内容について触れ、第22回参議院議員選挙の対応については民主党の支持率が低下している影響からか、「各地区から選挙戦に対する盛り上がりに欠けている意見が出ている」と述べた。

 引き続き、高木幹正理事長より理事会での協議内容が報告された後、三塚憲二副会長(イメージチーム・チーフ)がDVDやパンフレット、公示後のポスターなど、選挙の進捗状況を報告した。富野 晃副会長(タスクチーム・チーフ)は、「前回の石井みどり氏の時よりも厳しい選挙戦になる」と、現在の民主党の支持率低下や現時点での支援者名簿の集計結果について危機感を募らせた。

 記者団から、「口腔保健法(仮称)の進捗状況」との質問について、三塚副会長は「いまだ民主党と日歯および日歯連盟での文言整理の最終的な決定にいたっていない」と述べ、今国会での法案成立は厳しいとの認識を示した。

 なお、6月2日(水)には、鳩山首相が辞意を表明し、小沢一郎氏(民主党幹事長)も辞任したことから、今回の参院選はますます厳しい選挙戦となることが予想される。