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2010年8月1日

日本自家歯牙移植・外傷歯学研究会2010年講演会開催

移植に関する活発なディスカッションに会場がわく

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 さる8月1日(日)、ナディアパーク・デザインセンター(愛知県)において、「日本自家歯牙移植・外傷歯学研究会2010年講演会」(月星光博会長)が、70名を超える参加者を集めて開催された。

 午前には、辻 孝氏(東京理科大総合研究機構教授)による講演「未来の歯科医療としての歯科再生医療」が行われた。氏は「再生歯胚の移植」という歯科再生医療の最先端の話題を、毛髪の再生の話と対比しながらわかりやすく解説した。また、再生歯の実用化を2030~2039年とし、実用化に向けての今後のグランドデザインを示した。

 午後には、まず下地 勲氏(東京都開業)が「歯根膜の臨床」と題して講演。歯牙移植の対象年齢、インプラントと歯牙移植の選択などについて、会場を巻き込んだ熱いディスカッションが行われた。つづいて、「歯牙の冷凍保存」についての講演が、河田俊嗣氏(広島大病院口腔健康発育歯科矯正歯科准教授)らから行われた後、閉会した。