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2011年1月23日

バイオインテグレーション学会発足記念シンポジウム開催

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 さる1月23日(日)、東京医科歯科大学M&Dタワー(東京都)において、「バイオインテグレーション学会発足記念シンポジウム」(春日井昇平会長、青木秀希理事長)が、約200名の参加者を集め、盛大に開催された。

 午前の基調講演では、青木秀希氏(国際アパタイト研究所)が「歯科インプラントを科学する―材料学的観点から―」、春日井昇平氏(医歯大インプラント・口腔再生医学分野)が「歯科インプラント治療のための骨造成に使用する骨補填材:現状と未来」、田中 収氏(バイオインプラントアカデミー)が「HAコーティングインプラントの有用性と信頼性の検証」と題し、それぞれが講演した。

 午後のシンポジウムでは、寳田 博氏(東京セントラル歯科)が「再結晶化HAコーティングインプラント(AQB)の臨床とその検証」、矢島安朝氏(東歯大口腔インプラント学講座)が「組織適合性インプラント開発の中のHAインプラントの役割」、山上あきよし氏(京都インプラント研究所)が「POI HAコート(FINATITE)の臨床」、山下 忍氏(嵌植義歯研究所)が「バイオホライズン・マエストロインプラントについて」、石本光則氏(石本歯科クリニック)が「骨伝導能を利用した抜歯後即時インプラント埋入」と題し、それぞれが講演した。

 最後の総合討論では、インプラントメーカーサイドからの情報提供に頼るのではなく、学会から科学的根拠に基づいた歯科理工学的な情報を発信していくことが話し合われ、今後の本会の進む方向性に期待がもたれるものとなった。