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2011年4月11日

サイナスリフトの最新テクニック講演会開催

低侵襲な上顎洞底挙上術をテーマに

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 さる4月10日(日)、ベルサール八重洲(東京都)において、「サイナスリフトの最新テクニック講演会―新しく考案されたバーティカルアプローチ法を応用した低侵襲な上顎洞底挙上術―」(株式会社インプラテックス主催、北山良計代表取締役社長)が参加者約120名を集め盛大に開催された。

 まず、三好敬三氏(東京都開業)が講演を行い、現在インプラント治療とともに応用されている種々の上顎洞底挙上術の適応症・非適応症や利点・欠点などについて解説した。また、白鳥清人氏とともに開発した、歯槽頂から上顎洞粘膜を剥離・挙上するための新たな術式(K2バーティカルサイナスアプローチ)および専用キットを紹介し、より低侵襲で手術が行えるといった利点を強調した。

 続いて白鳥清人氏(静岡県開業)が講演を行い、自身が考えているインプラント適応患者に対する治療方針決定の基準について解説した。また、ピエゾサージェリーを用いてブロック骨移植や不良インプラントの撤去を行った症例などを供覧し、その有用性を述べた。さらに、K2バーティカルサイナスアプローチキットの適応症および的確な使用法について言及した。

 両氏が解説した術式について、会場からは非常に数多くの質問がなされるなど、参加者の高い関心がうかがえる講演会となった。