さる8月4日（木）、帝国ホテル（東京都）において、サンスター株式会社（大阪府、吉岡貴司代表取締役社長）による「ガムアドバンスケア」シリーズの新製品発表会が開催された。

　会場ではまず、佐瀬聡良氏（千葉県開業）による「老けないためにも"弱ってきたハグキ"ケア」と題する講演が行われた。佐瀬氏は、さまざまな臨床例を提示し、歯周病の予防のためには、歯科医師や歯科衛生士による定期的なプロフェッショナルケアと、患者自身によるセルフケアの両方が重要であると述べた。

　つぎに、田中英治氏（サンスター株式会社マーケティング部部長）による挨拶後、山崎　剛氏（同社マーケティング部）より新シリーズの製品紹介がされた。そのなかで山崎氏は、本シリーズを「弱ってきた歯ぐきをケアする」と位置付けているとし、歯ぐきに腫れや出血など何らかの気になる症状を自覚しながらも、まだ歯ぐきのケアに積極的でない30代から60代男女の幅広い層の行動を促し、歯周病が効果的に予防できる製品であることを説明した。以下に3製品の概要を示す。

　「ガムアドバンスケア　デンタルペースト」は、G・U・M独自の新配合の抗炎症剤β-GR（β-グリチルレチン酸）が炎症物質の発生を抑え、歯ぐきの炎症をともなう歯周病を効果的に予防する。「ガムアドバンスケア　歯間ブラシL字型」は、G・U・M独自の三角毛が炎症を発生しやすい歯間部の歯周プラークを効果的に除去し、「ガムアドバンスケア　歯間ケアジェル」は、歯間ブラシに付けることで、せまい歯間部にスムーズに挿入でき、歯周病による歯間部の炎症を効果的に予防することができる。なお、発売時期は9月上旬とのこと。