Quint Dental Gate 歯科のコミュニケーションサイト

文字サイズ
標準
特大

トピックス


2011年11月3日

スタディグループ修練会2011年総会開催

「補綴臨床の精度を求めて」をテーマに

ログインされますと、関連書籍が表示されます。
会員でない方はこちら
(※関連書籍がないトピックスは表示されません)

 さる11月3日(木)、今池ガスビル大ホール(愛知県)において、スタディグループ修練会2011年総会(林 徳俊主幹、中村健太郎主宰)が「補綴臨床の精度を求めて」をテーマに開催され、210名が参加し盛会となった。  

 当日はまず、林・中村両氏による挨拶の後、平沼謙二氏(愛院大名誉教授)が主賓挨拶として登壇。東日本大震災にて亡くなられた方々に対して参加者全員による黙祷が捧げられた。その後、修練会の今年の活動報告として、山本司将氏、近藤康史氏(いずれも愛知県開業)、中村氏、松前 団氏(ラグ・ソウェルデンタルクラフト代表)により、日本補綴歯科学会第120回学術大会および商業誌などで発表した内容が紹介された。

 つぎに、メイン企画「補綴臨床の精度を求めての取り組みについて」が行われた。前半部は歯科技工士、歯科衛生士、ディーラー、メーカーが、後半部は会員の歯科医師(歯科医院)が、補綴臨床の精度を上げるための具体的な取組みや工夫について、それぞれの立場からわかりやすい発表がなされた。 

 最後に、基調講演として中村氏が「精度の高い補綴臨床に取り組むための新たなアプローチとは?」と題して登壇。歯科衛生士によるさらなるサポートが今後の補綴臨床においてますます重要であるとした。 

 今回で2回目の総会となった本会。歯科医師をはじめ、歯科技工士、歯科衛生士、歯科助手、さらにはディーラー、メーカーも一演者として発表を行うという他に類をみない試みに注目が集ったとともに、他職種間の相互理解を深める1日となった。