2011年11月26日掲載

歯科衛生士セッションやUstream配信の試みも行われる

<font color='green'><b>第8回日本顕微鏡歯科学会学術大会開催</b></font>

<font color='green'><b>第8回日本顕微鏡歯科学会学術大会開催</b></font>
 さる11月26日(土)、27日(日)の両日、日本歯科大学富士見ホール(東京都千代田区)において、第8回日本顕微鏡歯科学会学術大会(三橋 純大会長、辻本恭久会長)が開催された。歯科用顕微鏡の普及につれて毎年会員数が伸びており、今回は500名以上の参加者がつめかけた。  1日目の三橋 純大会長(東京都開業)の基調講演「Get Visual and Open your Dentistry」、秋山勝彦氏(山梨県開業)の「Modern Perio Final」、中川寛一氏(本学会前会長)の「顕微鏡歯科とMID」は、歯科の学会では珍しく講演を動画共有サービス「Ustream」で配信する新しい試みが行なわれた。  2日目は一般会員による発表やテーブルクリニックに加え、吉田 格氏(東京都開業)が座長を務めた歯科衛生士シンポジウムが行われた。スケーリングや患者のモチベーションに顕微鏡を用いた例が紹介され、肉眼では詳細に観察できない部位もトレーニングをつめば顕微鏡で確認・録画できるため、各々のケースで高い効果をあげているとのことであった。

関連する特集