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2022年5月号掲載

【1分で学ぶ 歯科にまつわるトピック12選(5月)】高齢者の抑うつリスク

【1分で学ぶ 歯科にまつわるトピック12選(5月)】高齢者の抑うつリスク

※本記事は、「クイント DENTAL GUIDE DIARY 2022」(5月分)より抜粋して掲載。

咀嚼能力の低下により1.2 倍に

 日本人の6.5~7.5%は、一生のうちにうつ病になるといわれています。抑うつは、自殺をはじめ、心疾患や要介護状態にも影響し、大きな社会問題となっています。最近の研究によって、高齢期における咀嚼能力の低下や歯の喪失が抑うつ状態になるリスクを高めることがわかってきました。

抑うつ状態になっていない高齢者14,279名を対象として、咀嚼能力の低下や歯数を調査し、3年後に抑うつ状態にあるか否かを調べました。その結果、「半年前に比べて固いものが食べにくくなった」という質問に「はい」と回答した人は、「いいえ」と回答した人よりも1.24倍、無歯顎の人は20歯以上の人よりも1.28倍、それぞれ抑うつ状態になるリスクが高いことがわかりました(図7 )。

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