2026年2月号掲載
私の道具箱 エンドファイルホルダー
※本記事は、「ザ・クインテッセンス 2025年11月号」より抜粋して掲載。
はじめに
近年,歯科用実体顕微鏡(以下,顕微鏡)の普及により,可視化できる根管治療が可能になってきた.しかし,顕微鏡を使用する場合には,基本的にミラーテクニックが必須であり,ファイルを持つ手が視界を遮って“見たいものが見えない”という問題に直面していた.これでは顕微鏡の利点を生かせないため,当初はピンセットでファイルを把持していたが,把持力が弱く,確
そこで,ファイルを把持するための“エンドファイルホルダー”を臨床に導入した(図1 ).エンドファイルホルダーを使用すると,顕微鏡の視界を遮ることなくスムーズに,そしてより確実にファイルを操作できるようになったため,本稿で紹介させていただく.実なファイル操作は困難であった.