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2026年7月号掲載

私のはじめての1本[Scene17] 長期性を考慮したインプラント治療の重要性

私のはじめての1本[Scene17] 長期性を考慮したインプラント治療の重要性

※本記事は、「Quintessence DENTAL Implantology 2024年No.5」より抜粋して掲載。

インプラントとの出会い

 インプラントとの最初の出会いは、東京歯科大学5年生(1978年)の時の病院実習であった。当時、保存科の黒田政俊先生が京セラのサファイアインプラントでの治療を多数行っていた。天然歯と連結した補綴設計だったが、義歯から解放された患者の笑顔が印象的だった。そして、私は大学卒業前にインプラント治療を勉強し、習得したいという思いを強く抱き、学びの場を探したが、当時はどの講座もインプラン
ト治療に否定的で、私の希望を受け入れてくれたのはクラウンブリッジの羽賀通夫教授のみだった。その10年ほど前までに多数行われたコバルトクロム合金などのブレードインプラント、また骨膜下インプラントの不良症例の除去の嵐だったからである。北欧ではすでにチタンインプラントによるオッセオインテグレーションが臨床応用され始めていたが、残念ながら日本にほとんど入ってきていない時期であった。

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