2026年11月号掲載
美しい臨床写真と簡潔な解説で記憶に残る
【PR】ラミネートベニア修復治療の真髄を記した必携の1冊!
※本記事は、「新聞クイント 2026年11月号」より抜粋して掲載。
小社2026年6月の新刊として、Markus B. Blatz 氏(米国、ペンシルべニア大学)による著書『ラミネートベニアーズ エビデンスに基づいた臨床術式』の日本語版が刊行されました。本欄では、本書の特徴や出版経緯についてBlatz氏に語っていただきました。(編集部)
Instagram への投稿から生まれた本書のコンセプト
――このたびは、『ラミネートベニアーズ』日本語版の刊行、おめでとうございます。本書の内容について、まずは簡単にご紹介ください。
本書は、私のSNS(Instagram)におけるラミネートベニア関連の投稿を集め、まとめたものです。とてもわかりやすい構成でありながら、しっかりとした科学的根拠にも裏づけられており、ラミネートベニアについて知っておくべきことのすべてを、この1冊でお伝えします。
――先生のSNS そして本書にも共通しますが、独自性のあるコンテンツが印象的です。これらの発想は、どこから生まれたのでしょうか?
この質問は、多くの方から聞かれました。その答えはとてもシンプルです。人は以前ほど辛抱強くなくなり、もうそれほど多くの文章を読みたくないのかもしれないと考えたということです。そこで私は、特に若い歯科医師の皆さんが、内容をごく簡潔に、とても視覚的に把握できるよう手助けしたいと考えました。
ただ、同時にそれを裏づけるきちんとした科学的根拠があることを確かめることも、私にとっては重要です。つまり本書は、これらの2つの側面を組み合わせたものです。見た目に魅力的でありながら、科学に裏打ちされた正しい情報を届けるアイデアを形にしました。
――本書は驚くほどシンプルで、しかし必要な情報を十分に備えた形にまとまっています。
私はこれまで多くの本を執筆・共著し、数百本の学術論文も書いてきましたので、執筆は不得意ではありません。
しかし今回のような形式、すなわち、ごく簡潔な内容にして、かつとても視覚的にものを書くというのは、そう簡単ではありませんでした。正直にいえば、1ページに込める文章を凝縮するのに、かなりの時間がかかることもありました。これは、伝えたいことはきちんと残しつつ、それを必要最小限まで絞り込むという作業です。それでも、私は読者の皆さんに、言葉の多さに埋もれることなく学んでほしいという思いもありますね。
なぜ1冊の書籍として残すのか?
――本書は、どのような経緯で紙の書籍として出版されることになったのでしょうか?
SNSへの投稿を本にするという発想は、とてもシンプルなもので、「先生の投稿を、私の歯科医院で使っています」というメッセージを、多くの方からいただいたからです。
それに、人は忘れやすいものだということもわかっていました。ある日何かを投稿しても、数日後にはもう覚えていないかもしれないですよね。そこで、これをもっと記憶に残るものにする簡単な方法は、1冊の小さな本にすることだと考えました。コストを抑えて、そう高価ではないものにし、テーマごとに情報を絞り込む。それが、投稿を本にした理由です。
“良い歯科治療”を広め、続けてほしい
――『ラミネートベニアーズ』日本語版が完成しました! 実際にお手にとられていかがでしょうか?
私たちが広めようとしているメッセージが世界中に広がっていくのを見るのは、とてもうれしいことです。だからこそ、この日本語版を手にできたことに、私は心から興奮しています。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、私には日本にすばらしい友人がたくさんいます。そして日本の文化も大好きです。日本のスポーツ、特に伝統的なスポーツを好んでいることも、ご存じかもしれません。ですから、この1冊は私にとって、とりわけ大切なものなのです。
――今後、本書と同じようなスタイルの書籍を刊行する予定はありますか?
そうですね。アンレーがテーマで、実は今それを仕上げているところです。その次は、接着ブリッジをテーマにした書籍を予定しています。ですから、本書と同じような形式の続編が出版される予定なので、ご期待ください。『ラミネートベニアーズ』と同様に楽しんでいただければうれしいです。
――最後に、日本の歯科医師に向けて、メッセージをお願いいたします。
本書を読んでくださる日本の読者の皆さんに、深く感謝の意を表したいと思います。そして、良い歯科医療を広め、良い歯科医療を続けていただきたいと思います。
次世代の歯科医師たちの道を切り開いていく皆さんに、私は大きな信頼を寄せています。
――ありがとうございました。