関連キーワード

2026年6月号掲載

Vol.16 管理栄養士の視点から見た子どもの口腔機能と食の現状 ―歯科×管理栄養士で支える「食べる力」―(後編)

※本記事は、「新聞クイント 2026年6月号」より抜粋して掲載。

トップアスリートの口腔状態とジュニア世代の歯科的課題

 国立スポーツ科学センターにおける過去20年間の日本人トップアスリート4,844名を対象とした報告では、未処置歯う蝕の保有者は約50%、う蝕経験者は90%以上に達していたとされている1。この報告における夏季オリンピック関連選手の平均年齢は25.4±5.2歳であり、これらのデータから、アスリートは一般人と比べて若年期からう蝕経験が多い集団であることがうかがえる。別の研究では、アスリートの32%において、う蝕や酸蝕などの口腔疾患が競技パフォーマンスに影響を及ぼしていることも報告されている2。一方、一般人(25~29歳)のう蝕経験者の割合は71.7%であった3

続きを読むには…

この記事は会員限定です。

会員登録すると読むことができます。