トピックス 2011年1月9日掲載 「Interdisciplinary treatmentの実践」をテーマに <font color='green'><b>第15回米国歯科大学院同窓会(JSAPD)公開セミナー開催</b></font> 後で読む さる1月9日(日)、六本木ヒルズ(東京都)において、「第15回米国歯科大学院同窓会(JSAPD)公開セミナー」(畠山善行会長)が「Interdisciplinary treatmentの実践~チームアプローチによる難症例治療の進め方を考える~」をテーマに開催された。 本会は、米国の歯科大学院卒業者の親睦・情報交換・学術交流を目的として結成され、さらにヨーロッパ、オーストラリアなどの大学院卒業生も加わり、年1回の学術講演会を公開セミナーとして開催している。 当日はまず、二階堂雅彦氏(東京都開業)、加治初彦氏(東京都開業)、松永興昌氏(福歯大講師)がそれぞれ登壇。専門分野であるペリオ、矯正、補綴・インプラントの立場から、Interdisciplinary treatmentについて自身の留学経験を交えながら講演を行った。 つぎに、冨岡栄二氏(東京都開業)がモデレーターを務め、ディスカッションが行われた。まず西堀雅一氏(東京都開業)が、氏が過去に行った2症例について初診時から初期治療終了時まで提示。それに対して演者3名が自身の立案する治療計画とその根拠を述べた後、西堀氏が実際に行った治療を解説するという試みが行われ、理想的な治療計画について会場の参加者を巻き込むなど、盛りあがりをみせていた。