2017年8月26日掲載
1,503名の参加者を集め大盛況となる
Nobel Biocare Symposium 2017-Tokyo開催
松本貴嗣氏(ノーベル・バイオケア・ジャパン代表取締役社長)、Melker Nilsson 氏(Nobel Biocare Executive Vice President)、そしてサンエンティフィック・コミッティーチェアマンである春日井昇平氏(医歯大大学院)の挨拶で2日にわたるシンポジウムの幕が開けた。
メイン会場ではメインプログラムとして、診査・診断、デジタルソリューション、インプラント周囲炎、超高齢社会におけるインプラント治療、さらに歯科技工士セッション、歯科衛生士セッションなど多岐にわたる講演が行われた。また、別会場ではメインプログラムの講演内容をふまえたマスタークラスの講演、ハンズオンが行われた。
なかでも、バージョンアップにより口腔内3Dスキャナーとの連携が可能となったノーベルクリニシャン、角度付アバットメントであるマルチユニット・アバットメントを用いた夏堀礼二氏(青森県開業)の講演や、アバットメント着脱による軟組織の退縮を防ぐ「One abutment - one Timeコンセプト」の開発者であるEric Rompen氏 (ベルギー・リエージュ大)とそのコンセプトに基づいた下尾嘉昭氏(東京都開業)の講演は注目を集めた。
2日間にわたって6名の海外演者、59名の国内演者によって行われたプログラムはいずれも終日満員となり、盛況のまま幕を閉じた。