学会|2025年5月21日掲載
“若手の若手による若手のための”学習や交流の場として盛会となる
日本口腔外科学会、若手口腔外科医交流会第3回学術集会を開催

さる5月10日(土)、11日(日)の両日、広島国際会議場(広島県)において、公益社団法人日本口腔外科学会若手口腔外科医委員会(原田浩之理事長、岸本裕充委員長)による、若手口腔外科医交流会第3回学術集会(管野貴浩大会長、相川友直/柳本惣市連携会長)が「楽しい口腔外科手術の手技をもっと知ろう!」をテーマに開催された。全国から700名以上の多数の参加者が集い、会場はまさに“若手の熱気”にあふれていた。
本学術集会は、若手口腔外科医が学会の企画・運営に積極的に参加し、主体的に活動している点が最大の特徴で、特別講演2題、基調講演、手術手技を学んでよく知ろう4題、英語で手術手技を学んでみよう、優秀論文賞受賞講演、Web症例検討、ダイバーシティ企画、英語で発表してみよう2題など、2日間にわたり多彩なプログラムが展開された。
なかでも、若手ワーキンググループが“若手口腔外科医が求めていることは何か”という目線で主体的に企画した2つの座談会「下顎水平埋伏智歯抜歯術の施設間の違いを知ろう」「1日でマスター 口腔外科外来救急対応のA to Z」、およびロールプレイセミナー「若手口腔外科医はどう対応する? ~外傷歯症例~」は注目を集め、いずれも定員を大幅に上回る盛況ぶりであった。
なお、本学術集会の特別講演、基調講演、手術手技を学んでよく知ろうなどの演題は、6月2日(月)から 30日(月)まで、オンデマンド配信により視聴できる(参加登録および詳細はこちらから)。
次回第4回学術集会は、若手口腔外科医はもちろん、さらに研修医や学生も楽しめる企画を盛り込む形で計画がスタートしているとのことで、きたる2026年5月9日(土)、10日(日)の両日、ウインクあいち(愛知県)において開催予定である。