政治|2025年8月29日掲載
令和8年度制度・予算に関する重点項目の要望へ
日歯、定例記者会見を開催
さる8月28日(木)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、高橋英登会長)による定例記者会見が開催された。
会場では高橋会長による挨拶ののち、寺島多実子常務理事より会員支援の1つとして、キャッシュレス決済サービス「SBペイメントサービス」の利用開始について報告がなされた。本サービスは保険診療の会員歯科医療機関が対象で、クレジットカードをはじめとする約30種類以上のキャッシュ決済が1台の端末で利用できるもの。クレジットカード決済の手数料は、業界最安水準の1.05%となっている(申し込みは日歯ホームページのメンバーズルームより可能)。
引き続き、瀬古口精良副会長より、令和8年度制度・予算に関する重点要望項目について概要が示された。厚労省関係については、「令和8年度診療報酬改定における適切な評価と財源確保」「国民皆歯科健診の実現」「誰一人取り残さない歯科医療提供体制の構築」、文科省関係については「学校教育下における歯科保健教育の充実」「歯科医師の偏在対策のため地域枠等の設置の検討」「医療DXを活用した学校歯科健診の効率化に向けた支援」などを中心に、日本歯科医師連盟とともに関係省庁へ要望していくとのこと。
その他、末瀨一彦常務理事より、FDI(世界歯科連盟)の研修事業の支援の1つとして、8月19日から22日までの日程で開催されたベトナム国際歯科医学会(23ヵ国が参加)に講師として招聘されたことが報告された。末瀨氏は、日本におけるデジタル歯科治療の現状を含め、口腔内スキャナーの現状や機能、今後の展望について講演したことを述べた。そのうえで、講演や展示会場では予防処置関係に注目が集まっていたことや、多くの若い参加者で賑わう様子にもふれた。