社会|2025年9月29日掲載
「70年の歩み、新たな世代へ~歯科技工士が創る笑顔の未来~」をスローガンに
歯科技工士法制定および日本歯科技工士会創立70周年地域交流記念大会開催

さる9月27日(土)、横浜ベイホテル東急(神奈川県)において、歯科技工士法制定および日本歯科技工士会創立70周年地域交流記念大会(日本歯科技工士会主催)が「70年の歩み、新たな世代へ~歯科技工士が創る笑顔の未来~」をスローガンに盛大に開催された。
記念式典では、森野 隆氏(日本歯科技工士会会長)が式辞の中で、昭和30年に施行された歯科技工士法とともに設立された日本歯科技工士会の創立70年という節目を迎えるにあたり、「歯科技工士は、歯科医療の一翼を担う専門職として、歯科医師と連携しながら患者様のQOLの向上に貢献してきた」と、先人の尽力に敬意を表しながら、「この70年の歩みを振り返りつつ、私たちは次の時代へ向け、歯科技工士の社会的地位のさらなる向上、後進の育成、そして国民の口腔健康の維持・増進に寄与すべく、よりいっそうの努力を重ねていきたい」と述べた。
来賓として福岡資麿氏(厚生労働大臣)、高橋英登氏(日本歯科医師会会長、代読:瀬古口精良副会長)、武藤智美氏(日本歯科衛生士会会長)が祝辞を述べたのち、厚生労働大臣表彰、日技会長表彰、紫紺賞表彰、日技功労章表彰の各種表彰が行われ、90名の会員が受賞の栄に浴した。
なお、午前中には記念講演として、小出 馨氏(日本歯科大学名誉教授)による市民公開講座が開催されるなど、70年の節目を祝うべく終始盛会となった。