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次期参院選組織代表候補者、山田 宏氏に決定

2020年12月号掲載

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次期参院選組織代表候補者、山田 宏氏に決定

日歯連盟会見

評議員会の結果について報告する高橋英登氏。
評議員会の結果について報告する高橋英登氏。
 10月30日(金)、歯科医師会館において、日本歯科医師連盟(以下、日歯連盟、高橋英登会長)による記者会見が開催された。

 会見前に開催された第141回臨時評議員会において、次期参議院比例代表選挙における日歯連盟推薦候補者として現職の山田 宏氏(参議院議員)を承認するかが議案として上程され、評議員による投票の結果、賛成52名・反対20名(出席評議員総数72名)で可決された。歯科医師以外の組織代表は今回初となる。

 席上、高橋会長は過去2回の参院選で組織代表を擁立できなかったことをふまえ、次期参院選では組織代表を擁立し選挙戦に臨むことで、歯科の実力を政権与党にアピールする機会であることを強調。また、選考委員会での決定を重く受け止め、決まった以上は組織として一丸となって会員の理解を求めていくとした。

 今回の候補者選考においては、歯科医師以外の候補者ということが議論の焦点になったようだが、山田氏の政治力が評価につながったといえるだろう。今回の決定によって、日歯連盟の活動のあり方そのものが見直される時期にきているのではないだろうか。日歯連盟の今後の活動に注目したい。