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「デジタルの『今』を知る、デジタルの『これから』を考える」をテーマに

2020年3月号掲載

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「デジタルの『今』を知る、デジタルの『これから』を考える」をテーマに

モリタ歯科技工フォーラム

登壇した座長の増田長次郎氏(中央)と演者。
登壇した座長の増田長次郎氏(中央)と演者。
 1月25日(土)、株式会社モリタ100周年記念ホール(大阪府)において、モリタ歯科技工フォーラム Dental Technicians' Forum 2020 in Osaka(株式会社モリタ主催、森田晴夫代表取締役社長)が、「デジタルの『今』を知る、デジタルの『これから』を考える」をテーマに開催された。本講演内容は株式会社モリタの各支店および大阪本社のサテライト会場の計7会場でライブ中継され、あわせて約250名が聴講した。

 吉澤琢真氏(歯科技工士、TAC Dent field)、伊藤竜馬氏(歯科技工士、リープ・セラミック・アーツ)、柴田真琴氏(歯科技工士、Co,lab)、南澤英樹氏(歯科技工士、Dental Lab.SCALA)ら4名が登壇。その中で伊藤氏は、フルレイヤリング、フェイシャルカットバック、モノリシックジルコニアの3つのパターンにおいて、どのようなジルコニアディスクを選択するのが望ましいのかを解説した。また南澤氏は、自身が過去にどのような職場環境や想いで技工業界を生きてきたのかを振り返ったうえで、現在は日々の臨床やラボ経営にどのような気持ちで向き合っているのかを述べた。そして、経験の浅い歯科技工士に対して、コミュニケーションの重要性や、自分自身で環境を変えていくための努力をすることの大切さなど、熱いメッセージを送った。4名の演者が講演を行った後は、座長を務めた増田長次郎氏(歯科技工士、カロス)が総括を行った。

 登壇した演者らは、それぞれの環境におけるデジタル技工の実際と今後の可能性について述べ、聴講者は真剣にその講演内容に耳を傾けていた。