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出版記念講演会に約180名が参集し、盛大に開催

2023年4月号掲載

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社会 2023年4月号掲載

出版記念講演会に約180名が参集し、盛大に開催

下間矯正研究会

登壇する下間一洋氏。
登壇する下間一洋氏。
 2月23日(木)、ホテルモントレ グラスミア大阪(大阪府)において、下間矯正研究会(以下、SORG、下間一洋主宰)による出版記念講演会『図解! 矯正治療が面白いほどわかる本』が開催され、約180名の参加者が参集した。本講演会は、SORG主宰の下間一洋氏監修、井筒大輔氏・蓮池一晃氏・佐名川 徹氏・井筒正嚴氏編著の同書籍(小社刊)の発刊を記念して開催されたもの。

 会場では、長年にわたり矯正治療を追求してきたSORGの結晶ともいうべき書籍がついに刊行されたとして、その内容に基づいた講演が展開され、同書を片手に聴講する姿がみられた。

 開会後、「SORG45年の歩みと現在」(下間一洋氏)、「混合歯列期の治療戦略」(蓮池氏、兵庫県開業)、「骨格に応じた歯列の要件」(市川正人氏、福井県開業)、「難症例の見極めと骨格へのアプローチ」(佐名川氏、岡山県開業)に始まり、洲脇道弘氏(岡山県開業)、下間雅史氏(神奈川県開業)、竹北益生氏(岡山県開業)、井筒正嚴氏(兵庫県開業)によるケースプレゼンテーションなどを挟み、「包括的歯科治療への矯正治療の応用」(井筒大輔氏、兵庫県開業)、「治療の目標は下顎前歯の位置でしか語れない」(釜田博史氏、奈良県開業)まで、全12演題が講演された。特に午後から行われた「口元が美しく見える要件とは?」(前編・井筒大輔氏、後編・下間一洋氏)では、「鼻の高さとInterincisal angle、Holdaway分析の理想値の覚え方、鼻の高さの覚え方」などの資料が机上配布され、審美的要件をふまえた解説に聴衆は熱心に聞き入っていた。