関連キーワード

2023年11月3日掲載

株式会社ヨシダ

第15回 DNA特別講演会&特別懇談会を開催

会場には70名以上の参加者が参集し、有意義な「懇談」の場として情報交換がなされた。
会場には70名以上の参加者が参集し、有意義な「懇談」の場として情報交換がなされた。
 10月9日(月)、株式会社ヨシダ(東京都)において、第15回 DNA特別講演会&特別懇談会(株式会社ヨシダ主催、山中一剛代表取締役社長)が開催された。本会は、「Dental Next Action特別講演会」(DNA特別講演会)と題して歯科医療の次世代を創造する活動として開催されている。今回は「学校教育で歯と身体を予防で守る、スポーツ歯科の未来」をテーマに、「事前配信編」と「懇談編」の2部構成で行われた。

 冒頭の挨拶において山中氏は、本テーマの企画趣旨にふれるとともに「アスリート選手へのスポーツマウスガードの製作に熱意を注ぐ先生方の取り組みを共有したい」との強い想いがあったことを強調した。そして、「学校教育にかかわる関係者やスポーツの指導者に対するスポーツマウスガードについての理解と普及」を目的に広く参加者を募ったことが述べられた。

 開会後、スポーツ歯科の研究をはじめプロスポーツ選手のメインテナンスを日々実践している講師として野村圭介氏(高知県開業)、杉山義祥氏(神奈川県開業)、澤田章司氏(東京都開業)、橋本 恵氏(管理栄養士、株式会社OTOMO代表取締役)、栗林研治氏(千葉県開業)、宮川順充氏(ドイツ開業)、鈴木浩司氏(日本大学松戸歯学部クラウンブリッジ補綴学講座准教授)による講演ならびにデモがそれぞれ行われた。総合ディスカッションでは、杉山氏より「使われるスポーツマウスガードための適合性の大切さ」が強調され、宮川氏より「スポーツマウスガードを普及させるための収益性の課題」など、問題提起がなされた。

関連する記事

関連する特集