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2012年2月11日

OJミッドウィンターミーティング開催

過去最多の20名による会員発表が行われる

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 さる2月11日(土)、日本歯科大学生命歯学部富士見ホール(東京都)において、OJミッドウィンターミーティング(夏堀礼二会長)が参加者約300名を集めて盛大に開催された。

 歯科界をリードする数多くの歯科医師がスタディグループの垣根を越えて集い、インプラント医療に関する情報交換および切磋琢磨を行う場として発足した本会。今回のミーティングでは広範なテーマのもと、過去最多となる20題の会員発表が行われた。以下に演題および演者を示す。

・「インプラント治療における外科術式の選択・治療計画の重要性」(小島章広氏、埼玉県開業)
・「インプラント治療における包括的歯科治療の必要性を考える」(吉松繁人氏、福岡県開業)
・「インプラント治療における位置異常歯の把握の重要性」(新藤有道氏、東京都開業)
・「審美領域におけるマルチプルインプラント修復治療のマネージメントについて」(林 丈裕氏、東京都開業)
・「矯正専門医との連携によって行ったインプラント治療について」(白土 徹氏、福岡県開業)
・「Press-fit Connectionを有するインプラントの埋入位置の指標」(若井広明氏、東京都開業)
・「Clinical consideration of peri-implant disease in maxillary molar」(藤田大樹氏、東京都開業)
・「Computer-Guided Surgeryの考察」(石川明寛氏、東京都開業)
・「Microscopic maxillary sinus floor elevation」(千 栄寿氏、神奈川県開業)
・「コンピューターガイド手術の審美領域への応用」(小林祐之氏、富山県開業)
・「咬合のリスク診断で変わる治療計画 ―前歯部インプラント修復を守る―」(大森有樹氏、大阪府開業)
・「無歯顎者に対する補綴方法の違いが咀嚼能力に及ぼす影響」(中澤正博氏、千葉県開業)
・「II級2類の咬合再構成を振り返る」(梅原一浩氏、青森県勤務)
・「無歯顎患者のインプラント補綴」(久保浩太郎氏、静岡県勤務)
・「可視化時代におけるインプラント咬合の展開」(杉元敬弘氏、京都府開業)
・「Soft and Hard Tissue Management for Esthetic zone」(宇毛 玲氏、東京都開業)
・「審美領域インプラント間の歯間乳頭保存術 ―抜去歯牙片によるPapilla Preservation―」(大山高太郎氏、東京都開業)
・「審美領域における歯槽堤保存術とコンピューターガイドシステムの有用性について」(藤林晃一郎氏、京都府開業)
・「歯肉レベルの維持および改善を考慮した審美修復治療」(中田典光氏、茨城県開業)
・「審美修復治療のためのインプラント周囲軟組織の形成手術 ―インプラント‐天然歯間、インプラント間乳頭組織の造成について―」(中田光太郎氏、京都府開業)

 また上記以外には、教育講演として足立雅利氏(日歯大附属病院口腔外科准教授)の「合併症をおこさない手術手技」が行われた。

 なお、きたる7月7日(土)、8日(日)には青森県において「Challenging for the future」のテーマでOJ年次ミーティングが行われる。当日は佐藤直志氏(秋田県開業)、岡口守雄氏(東京都開業)、鍋島弘充氏(愛知県開業)、成瀬啓一氏(山形県開業)らの講演が予定されている。