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2012年12月8日

第31回日本接着歯学会学術大会開催

「接着歯学 臨床と学術のハーモニー」をテーマに

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 さる12月8日(土)、9日(日)の両日、日本歯科大学生命歯学部(東京都)にて、第31回日本接着歯学会学術大会(奈良陽一郎大会長、桃井保子会長)が「接着歯学 臨床と学術のハーモニー」をテーマに開催され、2日間にわたり、会長講演、特別講演、シンポジウム、口頭発表、ポスター発表、ランチョンセミナー、企業展示が行われ、多くの参加者で賑わった。

 2日目のシンポジウム1「多様な臨床現場における接着治療」では、吉山昌宏氏(岡山大教授)の座長のもと、福島正義氏(新潟大教授)、田中紀裕氏(新潟県開業)、田上直美氏(長崎大講師)がそれぞれ講演。なかでも福島氏は、ラミネートベニアの長期症例を数多く提示するとともに、超高齢社会の現在、高齢患者の加齢による生理的変色へのニーズに対応したホワイトニングや直接レジンベニアなどの有効性を示唆した。

 シンポジウム2「海外留学者レポート」は、山本一世氏(大歯大教授)の座長のもと、西谷佳浩氏(岡山大准教授)、小峰 太氏(日大講師)、陶山雄司氏(東京都勤務)、平田広一郎氏((株)トクヤマデンタル)が講演。異色のテーマながら、留学者数に伸び悩む日本の若き研究者たちの背中を押すシンポジウムとなった。