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2013年9月11日

板橋区医師会・歯科医師会共催学術講演会開催

太田嘉英・東海大教授を招聘

 さる9月11日(水)、板橋区医師会(東京都)において、板橋区医師会・歯科医師会共催学術講演会(アステラス製薬株式会社、エーザイ株式会社、小野薬品工業株式会社、武田薬品工業株式会社、帝人ファーマ株式会社、MSD株式会社協賛)が開催され、医師と歯科医師の約50名が参加した。

 開会後、大野安実氏(板橋区医師会学術部理事)による座長のもと、太田嘉英氏(東海大医学部外科学系口腔外科学教授)による特別講演「Lecture and Discussion:医師の先生に知っていただきたい顎骨壊死の知識、歯科医師の先生に知っていただきたい骨粗鬆症の知識」が行われた。今回は講演終了後にパネルディスカッションを行うのではなく会場の参加者も交えて、太田氏の問題提起にあわせてパネリストの歯科医師である岡野昌治氏(板橋区歯科医師会会長)と整形外科医師である奥村栄次郎氏(東京都臨床整形外科医会副会長)が適宜解説していく形式となった。

 その中で太田氏は、歯科医師に向けてビスフォスフォネート製剤の作用機序や歴史、骨粗鬆症患者の現状や治療の第一選択となっている効果について、奥村氏の解説を交えながらその特長について述べた。一方、医師に向けて、ビスフォスフォネート製剤に関連する顎骨壊死(BRONJ)の症例を供覧し、発症のメカニズムや顎骨と頚骨のリモデリング速度の違い、歯周組織などの口腔内環境について解説した。また休薬への対応については、ポジションペーパーをはじめとするエビデンス不足などを挙げながら、投与前に良好な口腔衛生状態を維持することの重要性を強調し、最後に「医科と歯科が骨粗鬆症やBRONJに対する共通理解をもっていただくことが大切」と総括した。