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2013年10月7日

第72回日本矯正歯科学会大会開催

「矯正治療後の安定性を求めて―リスク管理を踏まえて―」をテーマに

 さる10月7日(月)から9日(水)の3日間、キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)ならびに松本市総合体育館(長野県)において、第72回日本矯正歯科学会大会(山田一尋大会長、後藤滋巳理事長)が、「矯正治療後の安定性を求めて-リスク管理を踏まえて-」をテーマに、総勢4,200名の参加者を集め、盛大に開催された。

 本大会では、特別講演3題、シンポジウム2題を中心に、臨床セミナー、スタッフ&ドクターセミナー、生涯研修セミナー、サテライトセミナー、ラウンド・テーブル・ディスカッション、JOSフォーラム、学術展示、症例展示、口演発表、コ・デンタル口演、商社展示のほか、前日には別会場にて市民公開講座が開かれるなど盛りだくさんのプログラムが用意された。

 特別講演1では「Maintaining a Health Masticatory System with Orthodontics」と題し、Jeffrey P Okeson氏 (米国・ケンタッキー大)が、TMDのリスク因子や矯正治療と顎関節症の関連について解説した。特別講演2では「国家のリスク管理、日本の政局について」と題し、飯島 勲氏(内閣官房参与,松歯大)が、安倍内閣における国家戦略や外交上の課題について言及した。特別講演3では「Extractions, Retention, and Stability:The Search for Orthodontic Truth」と題し、Sheldon Peck氏 (米国・ノースカロライナ大)が、抜歯や保定、安全性について矯正歯科学の歴史的変遷を紐解きながら講演した。

 シンポジウム1では「歯科界における矯正歯科の役割」と題し、小椋正之氏(厚生労働省医政局歯科口腔保健推進室)、石川博之氏(福歯大)、野村泰世氏(東京都開業)、小川清史氏(日本歯科矯正器材協議会)の4名が登壇し、それぞれの立場から矯正歯科の役割について述べた。シンポジウム2では「歯科矯正用アンカースクリューの臨床における応用と注意」と題し、Chooryung Chung氏(韓国・延世大)、本吉 満氏(日大)、黒田晋吾氏(徳島大)、大谷淳二氏(愛媛県開業)、影山 徹氏(松歯大)の5名が登壇し、安全性に配慮した歯科矯正用アンカースクリューの使用方法や注意事項を述べた。アンカースクリューの講演においては2,000人収容可能のホールで立ち見もでるなど、関心の高さがうかがえた。

 なお、第73回大会は2014年10月20日(月)から10月22日(水)の3日間にわたり、幕張メッセ(千葉県)にて開催される予定。