さる10月17日（木）、自由民主党本部（東京都）において、国民歯科問題議員連盟総会（以下、議連、石井みどり事務局長、尾辻秀久会長）が開催され、約100名の自民党衆参国会議員および日本歯科医師会、日本歯科医師連盟の役員が参加した。本議連は、自民党衆参国会議員408名中255名もの議員が現在入会しており、自民党最大の議員連盟となっている。

　本総会では、現在参議院厚生労働委員長を務める石井みどり氏（参議院議員）が事務局長として当日の司会進行を務めた。議事では役員改選が行われ、尾辻秀久氏（参議院議員）が会長に就任した。引き続き、わが国の口腔保健・歯科医療の抱える課題について、厚生労働省の担当者から説明がなされたほか、高木幹正氏（日本歯科医師連盟会長）、三塚憲二氏（日本歯科医師会副会長）などから歯科を取り巻く諸問題や平成26年度税制改正に関する要望について説明が行われた。

　その後、出席した議員からは、健康寿命延伸および医療費削減に向けた歯科医療・口腔ケアの重要性や歯科健診導入の必要性など、時間を超過するほど積極的な発言があいついだ。