2008年11月23日掲載

Dr. Kirschと皆川氏が共演

<b><font color='green'>CAMLOG M.C.C.セミナー2008開催</font></b>

<b><font color='green'>CAMLOG M.C.C.セミナー2008開催</font></b>
 さる11月23日(日)、東京歯科大学水道橋病院血脇記念ホールにて、「CAMLOG M.C.C.セミナー2008」(株式会社岩瀬歯科商会、株式会社アルタデント共催)が、「次世代のインプラントトリートメント」をテーマに開催された。  午前は、Dr. Axel Kirsch(ドイツ開業、ボストン大インプラントセンター准教授)が「White and Pink Esthtics in Perio-Implant Prosthetics. A Clinical and Lab Technical Team Approach」と題して講演。術前の診査・診断・治療計画、症例の分類、外科手術、補綴処置に至るまでそれぞれのステップにおいてゴールがあり、決して近道はないことを述べた。さらに、それらをすべて満たしたところに患者個々の理想的な治療ゴールがあるともした。  午後は、皆川 仁氏(東京都開業、カムログインプラントシステム公認インストラクター)が「成功するためのインプラント」と題して講演。予知性のあるインプラント埋入を実現するために何が必要かをシステマティックに述べた。さらに、その内容をわかりやすくフローチャート方式にし、初診時、インプラント埋入時、二次手術時、補綴物装着時の順で解説した。  両演者からの共通のメッセージは、これまでのインプラント治療の間違いを再検証し、それを踏まえたうえでそれぞれの治療ステップをしっかりと行っていくというものであった。これらは、今後のインプラント治療の主流になるものと思われる。

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