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2014年3月23日

EPSDC研修会、「診査診断学/診療システム構築&ハイジニストワークコース(第6回)」を開催

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 さる3月23日(日)、TID’s ビル(東京都)においてEPSDC研修会「診査診断学アドバンス、診療システム構築/ハイジニストワークコース(第6回目)」(宮下裕志主宰)が開催された。

 午前中、歯科医師グループはマイクロスコープ下での口腔内診査の相互実習班と、歯科衛生士グループとともに研修会に参加している歯科衛生士から提出された患者とのやり取りを記述したケースレポートを検討する班に分かれた。

 マイクロスコープ下での口腔内診査では、参加者が普段臨床で行っている口腔内診査でいかに診査ミスが起こっているかが説明され、プローブの正しい挿入方法、診査手順などの基本的な事柄がいかに重要かの説明がなされた。

 ケースレポートの検討では、個々の患者への指導方法だけでなく医院全体として患者を診るシステムの構築が来院患者の予後を大きく左右することが述べられた。

 午後は、歯科医師グループの相互実習終了後に参加者全員でケースレポートの検討が行われた。患者との良好な関係を構築することも大切であるが、患者が口腔内の健康を保つために必要な思考および行動の変化を起こすには、患者との関係悪化を恐れずにいいづらい厳しいこともタイミングをみて指摘していく必要があることが大切であるという。

 ケースレポートの検討後、参加している各医院から患者とどう関わっていけばよいのかの質疑応答、とりわけ重度歯周病患者への指導方法についてディスカッションを行い今回の研修会が終了した。