2008年11月14日掲載

228社が出展、来場者数6万名に達す

<font color='green'><b>日本デンタルショー2008開催</b></font>

<font color='green'><b>日本デンタルショー2008開催</b></font>
 さる11月14日(金)から16日(日)の3日間にわたり、パシフィコ横浜展示ホールにて日本デンタルショー2008(日本歯科商工協会主催)が、「めざせ!健・口・美―未来に向けた歯科医療―」をテーマに盛大に開催された。228社が出展した展示会場には、3日間で61,529名が来場し、まさに国内最大規模のデンタルショーとなった。  15日(土)に行われた開会式では、主催者を代表し中尾 眞氏(社団法人日本歯科商工協会会長)が、来賓として大久保満男氏(日本歯科医師会会長)、大塚吉兵衛氏(第21回日本歯科医学会総会会頭)が挨拶を行った。その後、塚本耕二氏(日本デンタルショー2008実行委員長)による開会宣言、最後にテープカットが行われた。  会場では、各社それぞれが思考を凝らした個性的なブースが設置され、最新の医療機器、材料、書籍などが紹介されていた。なかでもコンピューター関連の製品に注目が集まり、インフォームドコンセントを支援する患者さんとのコミュニケーションソフトや、レセプトオンライン化を視野に入れた電子カルテシステムなど、多様な製品のデモがいたるところで行われ、たくさんの歯科関係者が足をとめていた。  また、出展者の多くが、来場者へさまざまなアンケートを実施し、臨床現場の生の声を熱心に収集する様子が見られた。情報交換の場としてこれほど適する場はない、と双方の熱気を感じた3日間であった。

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