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2008年1月12日

第15回外傷歯学国際大会に約1,000名の参加者

月星大会長の尽力実り大盛況となる

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 さる1月12日(土)から14日(月)の3日間、名古屋国際会議場において、第15回外傷歯学国際大会(月星光博大会長、愛知県開業)が国内外から約1,000名の参加者を集め、盛大に開催された。本大会は、国際外傷歯学会の公式大会として、おおよそ隔年で世界各地において開催されており、日本における開催は1995年の第6回大会(東京・砂防会館)についで2回目となる。
 今大会は、海外から国際外傷歯学会(International Association of Dental Traumatology、以下、IADT)会長のDr. Asgeir Sigurdssonをはじめ、外傷歯学の生みの親ともいえるDr. Jens Andreasen、米国の外傷歯学を牽引するDr. Martin Trope(病気のため欠席)、Dr. Leif Bakland、前IADT会長のDr. Marie Therese Floresらを招聘しメインテーマに「ミニマルインターベンションを求めて」を掲げ、開催された。また、月星大会長をはじめ、下郷和雄氏(愛知学院大教授)、河合達志氏(愛知学院大教授)、前田芳信氏(阪大教授)、中川寛一氏(東歯大教授)、福西一浩氏(大阪府開業)、宮本泰和氏(京都府開業)ほか、国内からも各領域のエキスパートが集結し、満員の会場のなかで開催された。また、市民フォーラム「知っててよかった,歯のけが口のけが」、歯科衛生士フォーラム、ポスターセッションも併せて行われた。
 臨床家の立場から国際大会を牽引し、手弁当で準備してきた月星大会長の尽力が実り、会場は約1,000名の参加者で溢れた。大会の最後を飾った月星大会長の講演の後、日本ではめずらしいスタンディングオベーションでの拍手の光景が、今大会を象徴するものとなった。