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2017年3月5日掲載

EPSDC研修会、第12期 Stage1「イエテボリ診断学ベーシックコース」第5回目を開催

EPSDC研修会、第12期 Stage1「イエテボリ診断学ベーシックコース」第5回目を開催
 さる3月5日(日)、東京国際歯科(東京都)において、EPSDC研修会(宮下裕志氏主宰)Stage1「イエテボリ診断学ベーシックコース」第5回目(全6回)が開催された。

 午前は症例をもとに、収集した情報と診査により疼痛をもたらす原因を見出していき、さらに患者の性格や、疼痛の描写など必ずしも一貫していない部分を考慮し、それぞれのケースに合った対応も示された。また治療が行われた後も残った疼痛、新たに生じた疼痛において考えられる原因についても触れられた。続いて、う蝕の検出にまつわる問題や臨床判断に関して文献を示しながら解説が行われた。

 午後は受講者による症例を通して、症例発表者、宮下氏と受講者の全員で意見を出し合い患者の主訴から疼痛の本質を見極めていった。この後には、神経障害性疼痛(neuropathic pain; NP)について、痛みの種類(自発痛、アロディニア、痛覚過敏)、痛みの描写、機序が解説された。

 EPSDC研修会では、スカンジナビアの歯科医療を包括的に修得するためのステージ別コース(Stage 1~5)を開設しており、実習も行っている。

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